先月、普通にドラッグストアなどで購入すれば、
500円〜800円で買えるものを、3,000円で買いました。
さて、何を買ったのでしょうか?
ところで私は、社会人になってから10回ぐらい引越しをしているのですが、
10年前、板橋に引っ越した時に、偶然初めて入った美容室で、
担当になった美容師さん(中衛さん 男性)が、
非常にカットが上手く、それ以来ずっとお世話になっています。
髪が少し伸びてきて、もみあげがカールするようになったので、
カットしてもらいに行ってきました。
そのとき、少し恥ずかしかったのですが、
最近若干深刻に悩んでいることを、話しました。
それは、、、
「中衛さん、最近ちょっと悩んでるんですけど、
僕の頭の上のほう、ぶっちゃけ薄くなったりしてます?」
ってことです(笑)。
ここからは、少し会話形式で進めましょう。
■フェーズ1 問題点に気づかせる■
中衛氏「ええ、髪の毛、細くなってますよ(ズバっと)←オイッ
最近、生活が変わったとか、そんなことあります?」
私「いや、特にないですね」
中衛氏「う〜〜〜ん、それじゃ、原因は『加齢』です(ズバッと)←オイッ」
中衛さん、ズバッと言いすぎです。
さすがにちょっと傷つきます(笑)。
中衛氏「まあ、年齢とともに髪の毛が細くなるのは、仕方がないので、
ちゃんとケアする必要があると思いますよ。
シャンプーとか大切ですよ」
私「(ここでふと思い出して)あ、そういえば、生活は変わってないですが、
シャンプー変えました。」
中衛氏「それ!!それヤバイ!」
このとき、自分でも思い出しました。
ツ○キは、やばかったと。。。
以前に高級シャンプーがなくなって、まあイイヤと、ツ○キを使ったら、
抜け毛が激しくなったことを。。。
■フェーズ2 専門家として、上からの情報提供■
それから、中衛さんが自分で選んで仕入れて、
自分でも使っているシャンプーの説明をしてくれました。
含まれる成分のこと、シャンプーの種類、
種類による頭皮に与える影響の違いなど、
専門家として、解説を加えました。
■フェーズ3 体感■
さらに、カットが終わった後、
中衛氏「じゃあ、私お薦めのシャンプーで洗いますね」
とシャンプーし、
中衛氏「髪の毛、触ってみてください。かなりスッキリしてませんか?」
と実演して、違いを体感させるのです。
■フェーズ4 理性を納得させる説明■
この時点でも、なかなかいいな、とは思っていました。
しかし、正直言うと、価格が気になっていました。
実は20代前半のとき、美容室で15,000円(1リットル。量は多い)の
シャンプーを購入した事があるからです。
(恥ずかしながら告白すると、このときは薦めてくれたのが、
結構かわいい女の子だったので、半分見栄を張って買いました><)
また、そんなにリッチなわけでもないのに、
シャンプーに数千円も使えないなぁ、とも感じていました。
でも、シャンプーが終わってドライヤー&セットの時に、
そのハードルも解消されました。
中衛氏「女性なんかは、化粧水に数千円かけるの、当たり前みたいですよ。
口紅も1本3,000円とか5,000円とか普通ですって」
中衛氏「男は、頭だけだからここには少しだけお金かけてもいいと」
私自身は思っているんですよ。
だから、このシャンプーを自分では使ってます」
中衛氏「1本2,000円で、少し高いですけど、2ヶ月で2,000円ですから、
1回あたり100円もしないですしね」
中衛氏「将来のことを考えたら、そこまで贅沢でもないかな、と」
※注 別に畳み掛けるようにそう言ったわけではありません。
記憶が曖昧なので、中には、私自身が言った発言もあるかも。
■フェーズ5 思いがけないオファー■
これによって、私は1本2,000円のシャンプーを買うことを決めました。
そして、さらに『強力なアップセル』も待っていました。
レジのところで、
中衛氏「そういえば長瀬さん、コンディショナーって普段使ってます?
2日に1回でいいので、コンディショナーをつけて、
地肌をマッサージして、数分置いてほしいんです。
そして、そのあとは、しっかり流してください。
これで栄養も補えますから」
と言われました。
値段を確認すると、コンディショナーも2,000円。
カット料金とあわせると8,000円になってしまう・・・。
さすがに、少し迷いました。
が、そこですかさず、
中衛氏「コンディショナー2,000円なんですけど、
いま、これ入荷したばかりなので、シャンプーとセットで、
3,000円なんですよ。
絶対使った方がいいと思うので、おすすめなんですけど、
どうします?」
と、あくまでも自然に、スマートに薦められました。
まあ、お察しの通り、お買い上げです。
ダラダラとエピソードを書いてきましたが、
今一度、購入要因をまとめると、
1.私が夜も眠れなくなるほど悩んでいた、髪の毛の問題だった。
2.『それが問題だ!』とズバリ、シャンプーに問題を特定した。
3.専門家として、『教えて』くれた。
4.さわれるものだったので、実演して、違いを『体感』させた。
5.感情が動いたのを察して、『理性を納得させる』トークを繰り広げた。
6.思いもよらぬ割引をギリギリで提示した。
そして、絶対に忘れてはならないのが、
7.10年間カットしてもらって、プロとしての腕を認めていたし、
『信頼』もしていた。
同じプロセスを踏んでも、信頼していない他の人から言われても、
購入しないと思うし、そもそも、こんなデリケートな相談はしないので、
7.は非常に重要だと思います。
何となく書き始めたものでしたが、
売り込んではいけない人のための
スマートに商品を薦め、気持ちよく購入してもらう7つのステップ
なんてノウハウができあがってしまいました(笑)。
何か使えそうなヒントがあったら、使ってください。
それから、面白かったよ〜と思ってもらえたら、
https://lp.jaic-g.com/happy3.html
クリックして、私をモチベートしてください(笑)